
安定を捨て、不確実な未来へ挑む「自己変革」という経営哲学|Rubicon9 取締役 戸松 祐樹
私たちRubicon9は、「常識を打破し、変革の火を灯す」をパーパスに掲げるコンサルティングファームです。DXや先端テクノロジーを武器に、大企業のみならず、日本経済の屋台骨である準大手・中小企業の活性化まで、多層的な変革に挑んでいます。
しかし、不確実な未来を切り拓くために必要なのは、戦略や技術だけではありません。私たちは、「どうありたいか」という確固たる経営哲学(Philosophy)こそが、変革の起点になると考えています。

「回避すべき失敗を明確に示すことこそ、プロの価値である。」―60歳を迎えた起業家、柳澤氏が語る信念とキャリア
メディカル・モバイル・コミュニケーションズ合同会社の柳澤 昭浩氏は、長年に渡る製薬企業とNPOでの経験を経て、還暦を機に起業しました。柳澤さんは、キャリアを通じがん情報啓発に一貫して携わり、業界の不条理や慣習に対し「逆張り」で変革を追求してきました。Rubicon9の創業にあたり、柳澤さんは自身の信念に基づき行動することの重要性を説いてくださいました。

「誰のため、何のための成長なのか」―株式資本主義の限界を超え、土地と構想力で未来を描く
建築家の藤原徹平氏は、株式資本主義に対し「誰のための、何のための成長なのか」という根源的な問いを提示しました。藤原氏は、建築を単なる建物ではなく、社会サービスや仕組み全体を指す「アーキテクチャー」として捉え直し、目先の利益を超えて理想的な未来を描く「大きな構想」が社会的関心と資本を呼び込む鍵であると説きます。講演ではクルックフィールズや小浜ヴィレッジの事例を紹介し、社会変革の「触媒(カタリスト)」となる倫理の再構築を呼びかけました。